飛ばせ! ロータリー!! ~雪国守道・除雪人応援歌~
プロローグ
皆さん、こんにちは。 武藤聡です。
私は令和4年6月に北陸地方整備局の道路部長を拝命しました。そして道路管理者として初めて雪国で冬を過ごしました。北陸地域は我が国でも有数の豪雪地域、特に令和4~5年の冬期においては短期集中的な降雪があり、道路管理者として対応に追われました。 そんな中、日々責任感と使命感をもって除雪作業にあたっている作業従事者の姿を頼もしく、誇らしく感じました。体力的にも精神的にもタフな作業に立ち向かう姿に大きな感銘を受けました。
私はそんな除雪作業従事者を感謝と尊敬の意を込めて「除雪人 (びと)」と表し、その除雪人を応援させていただく詩を書こうと思いました。令和5年1月の豪雪期に3日間連続災害対策室で朝を迎えるという過酷な対応があり、ようやく除雪に目処がたった時、周りの職員と除雪機械の話しをしました。 そこで「走れ除トラ!削れグレーダー!圧せドーザー!飛ばせロータリー!」というフレーズが浮かび、あとは除雪人への思いを綴り、詩が完成しました。
作曲は私の職場の先輩であり永遠の友、自称音楽プロデューサーの設楽隆久さんにお願いしました。音入れも設楽さんの自宅で令和5年7月に行ったものです。
それでは「飛ばせ!ロータリー!!」 をお聴きください。
作詞・歌:武藤 聡 (北陸地方整備局 道路部長)
作曲:設楽 隆久(自称 音楽プロデューサー)
歌 詞
飛ばせ! ロータリー!!
作詞:武藤 聡 作曲: 設楽 隆久 歌: 武藤 聡
- 北陸地域に雪が降る
毎年毎年雪が降る
道路は白へと姿を変えて
除雪車達(たち)が始動する
地域の生活(くらし)守るため
※走れ 除トラ
削れ グレーダー
圧せ ドーザー
飛ばせ ロータリー - 使命感と責任感
昼夜に渡る過酷な作業
何度も何度も出動し
何事もない朝のため
感謝・尊敬 達人たちよ
※くりかえし
(間奏) - 家族の支えの上にたち
休日、正月返上し
いつものハンドル握りしめ
巧みにレバーを操作する
我らが誇り 除雪 (じょせつ)人(びと)
※くりかえし
飛ばせ! ロータリー!!
雪を飛ばせ!
そして春を!
皆で春を!